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15- D- 0778
201 5 年 12 月 25 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
日鉄住金鋼板株式会社
(証券コード:−)【据置】
国内CP格付 J−1
■ 格付事由
(1) 新日鐵住金グループの薄板建材メーカーで、同社の完全子会社。建材用表面処理鋼板を主力としており、
パ ネ ル な ど の 加 工 品 も 手 掛け る 。 塗 装 溶 融 亜 鉛 め っ き鋼 板 ( カ ラ ー 鋼 板 )、 ア ルミ 亜 鉛 合 金 め っ き 鋼 板
(ガルバリウム鋼板)、金属サンドイッチパネルで国内トップシェアを有する。取締役は全員新日鐵住金
出身であるほか、グループの C MS に参加するなど同社との関係は密接である。
(2) 当社の格付には新日鐵住金の信用力を強く織り込んでいる。新日鐵住金の製鉄事業の一翼を担っており、
同社から冷延鋼板を調達する一貫生産体制を構築しているほか、研究開発を共同で行うなど一体となって
事業を展開している。また、海外でも豪州ブルースコープ社との合弁事業において、新日鐵住金グループ
で建材薄板事業を担う当社の貢献が重要なものとなっている。これら事業面での関係に加え、資本面、人
材面でも新日鐵住金との関係に大きな変化がないこと、当面の収益力、財務内容に特段の懸念がないこと
を勘案し、格付を据え置きとした。
(3) 16/ 3 期上期は経常利益 6 億円と 15/ 3 期下期とほぼ同水準を維持した。消費税増税後の需要回復の遅れや
建設現場の人手不足などを背景とした工事遅延から販売数量は減少したものの、酸洗・冷延設備休止など
によるコスト削減の効果が収益を下支えした。下期以降は緩やかな需要の回復が見込まれることから、当
面底堅く収益を確保していくとみられる。今後、エスジーエルを始めとした戦略製品の拡販を通じて中長
期的に収益性の向上を図ることができるか注目していく。
(4) 15/ 3 期末の自己資本比率は 27. 3%と依然改善余地が残る。ただ、業績悪化や事業構造改革実施に伴い大
幅に低下した 10/ 3期末の 17. 2%をボトムに改善基調を維持している。減価償却費を大きく上回る設備投
資は見込みにくく、今後も利益の蓄積によって財務構成は緩やかに改善していくと想定している。
(担当)水川 雅義・工藤 怜士 ■ 格付対象
発行体:日鉄住金鋼板株式会社
【据置】
対象 発行限度額 格付
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 12 月 21 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:水川 雅義
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「鉄鋼」(2012 年 3 月 26 日)、「親子関係にある子会社の格
付け」(2007 年 12 月 14 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 日鉄住金鋼板株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先